診療科の紹介

診療科の紹介SUBJECT of MEDICAL TREATMENT

歯科口腔外科

患者さんへ

歯科口腔外科では、親知らずの抜歯、顎・口の外傷や腫瘍をはじめとする疾患の治療を行っています。原則として歯科治療(虫歯・歯周病・入れ歯の治療)は行っていません。

親知らずの抜歯(2023年実績:外来679件、入院126件)は基本的に局所麻酔下で外来通院にて行いますが、抜歯に対して恐怖心がある場合や、一度に数本の歯を抜く場合、または患者さんのご希望により全身麻酔を行い、患者さんが眠っている間に抜歯をします。この場合の入院期間は、2泊3日になります。

また、他科での全身麻酔下手術や抗がん剤、放射線治療期間中の入院患者さんに口の中の清掃などを行う「口腔ケア」にも取り組んでいます。口の中を清潔に保つことで、誤嚥性肺炎などの合併症の予防につながっています。緩和ケア病棟に入院中の患者さんにも口腔ケアを行うことで、口の中のトラブルを予防し、平穏に過ごしていただくためのサポートをしています。

休診案内

※急な変更等により、お知らせが出来ない場合もございます。

休診医師 休診日 代診医師

外来診療担当医表

各診療科の外来診療担当医表は下記PDFをご覧ください。

スタッフ紹介

職種 名前 役職や資格など
歯科医師 橋谷 進 橋谷 進
歯科口腔外科主任部長
日本口腔外科学会専門医、指導医、歯科医師臨床研修指導医、日本口腔感染症学会院内感染予防対策認定医、
日本口腔科学会認定医、日本口腔ケア学会指導者
歯科医師 押谷 将之 吉田 和功
歯科口腔外科医長
 日本口腔外科学会認定医、緩和ケア研修会修了
歯科医師 大森 雄司 大森 雄司
日本口腔外科学会専門医、緩和ケア研修会修了
歯科医師 新井 美那 新井 美那
緩和ケア研修会修了
歯科衛生士 川野 知子 川野 知子
歯科衛生室長
日本歯周病学会認定歯科衛生士、日本歯科衛生士会摂食嚥下認定歯科衛生士、日本歯科衛生士会在宅療養認定歯科衛生士、日本心理学会認定心理士
歯科衛生士 春日 佳織 春日 佳織
日本口腔感染症学会院内感染予防対策認定歯科衛生士

対象疾患

口腔腫瘍(良性・悪性)、顎顔面外傷、嚢胞性疾患、口腔粘膜疾患、唾液腺疾患(ドライマウスを含む)、歯性感染症、顎関節疾患

外来診療

初診

次の症状のある方は、かかりつけ医からの紹介状を持参の上、当院までお越しください。

口など 口の中が痛い
口や歯肉から出血する
口が乾く、ネバネバする
口の中に出来物ができた
口や舌が荒れて痛い
口が開かない、口を開けようとすると顎が痛い、カクカク音がする
口内炎がなかなか治らない
歯など 歯を抜いた後に血が止まらない、または痛みがなくならない
歯を抜いた後にしびれが取れない
義歯があたってできた傷がなかなか治らない
顎や歯が折れて咬み合わせがおかしい
顔など 顔にしびれやゆがみがある
顎や顔が腫れた
特殊外来

腫瘍外来、ドライマウス外来、顎関節外来

セカンドオピニオン
口腔外科疾患全般 橋谷 進

主な入院診療

検査 埋伏抜歯術
日数 3日間
内容など 患者さんの要望に合わせ、短期入院管理下での治療も行っています。なお、治療に対し恐怖心や不安感を強くお持ちの患者さんには、精神鎮静法を併用するも可能です。
検査 顎骨腫瘍摘出術
日数 3日~5日間
内容など 患者さんの生活サイクルに合わせ、短期~通常管理下での治療期間を選択することが可能です。

診療実績(2023年1月~12月)

主な手術実績
外来手術 1,539
入院手術 312
外来 埋伏歯抜歯手術 679
顎骨嚢胞腫瘍摘出術 6
顔面損傷創傷処理 23
入院 埋伏歯抜歯手術 126
歯周病抜歯手術・出血管理 110
顎骨嚢胞腫瘍摘出術 53
(単位:件)

広報

「広報たからづか」に歯科口腔外科の記事が掲載されました