診療実績(2023年1月~12月)
主な検査、治療実績
食道、胃、十二指腸内視鏡 | 4,870 |
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大腸内視鏡 | 3,131 |
内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP) | 349 |
超音波内視鏡(EUS) | 278 |
ラジオ波焼灼術 | 30 |
ダブルバルーン内視鏡(DBE) | 12 |
カプセル内視鏡(小腸、大腸) | 15 |
当センターでは、咽頭、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、直腸、肛門の全消化管内視鏡検査を行っています。特殊光を用いた拡大観察によって早期がんを診断します。鎮静剤や鎮痛剤を使い、寝ている間に内視鏡検査を実施し、二酸化炭素を送ることで術中や術後の腹満感や腹痛軽減を図るなど、患者さんの苦痛が少ない安全な治療を行っています。
職種 | 名前 | 役職や資格など | |
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医師 | 田中 弘教 |
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医師 | 奥山 俊介 |
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医師 | 石井 昭生 |
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医師 | 南堂 吉紀 |
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医師 | 内橋 孝史 |
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医師 | 溝畑 宏一 |
日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本プライマリ・ケア連合学会家庭医療専門医、日本医師会認定産業医、緩和ケア研修会修了 |
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医師 | 宮本 優帆 |
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医師 | 亀井 基宏 |
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医師 | 佐川 峻一 |
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医師 | 大澤 慎太郎 |
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医師 | 鈴木 尚人 |
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医師 | 小野 あおい |
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医師 | 山﨑 之良 |
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医師 | 高橋 裕二 |
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医師 | 池田 直人 |
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医師 | 宮崎 純一 |
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医師 | 川田 翔己 |
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検査前日までのお食事、当日の下剤準備、飲み方、検査前後の注意事項を動画にしています。
下剤の種類はニフレックとモビプレップの2種類あり、医師が適切な下剤を処方します。
それぞれ、準備のしかたと飲み方が異なっています。
大腸、小腸 | ||
大腸 小腸 |
検査 | カプセル内視鏡検査(大腸、小腸) |
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日数 | 外来 | |
概要 |
超小型カメラを内蔵したカプセルを飲み、大腸、小腸に病気がないか調べる検査です。
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小腸 | ||
小腸 | 検査 | ダブルバルーン内視鏡検査(DBE) |
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日数 | 4日間 | |
概要 |
口または肛門から、2つの風船(バルーン)がついた内視鏡を入れ、風船で腸を固定短縮しながら内視鏡を奥まで進め小腸に病気がないか調べる検査です。また腹部手術後の癒着のため、挿入困難な大腸検査にも使用します。
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大腸 | ||
大腸 | 治療 | 内視鏡的粘膜下層剥離術(大腸ESD) |
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日数 | 7日間 | |
概要 |
適用は2cmを超える大きな腫瘍で、腺腫または粘膜下層浅層にとどまる早期がんです。一括切除します。治療2日後から食事再開し約1週間で退院です。安定した手技で、難症例にも対応しています。 例)約5cmの巨大腫瘍の切除前、切除後 |
大腸 | ||
大腸 | 治療 | 大腸ポリープ切除術(EMR) |
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日数 | 3日間 | |
概要 | 大腸内視鏡を受けられる患者さんへ |
食道、胃 | ||
食道 胃 |
治療 | 内視鏡的粘膜下層剥離術(食道・胃ESD) |
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日数 | 9日間 | |
概要 |
早期胃がんに対する一括切除が可能で局所再発が低率です。従来外科手術で切除していた一部の早期胃がんも内視鏡治癒で切除が可能となり、温存・早期社会復帰を実現できる低侵襲治療です。 <通常観察/色素散布による観察> <病変のマーキング/周辺切開・粘膜下層剥離> <病変切除後/切除後の胃がん標本> |
食道 | ||
食道 | 治療 | 内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)/食道静脈瘤硬化療法(EIS) |
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日数 | 10日間 | |
概要 |
肝硬変は食道静脈瘤ができることが多く、出血原因となります。出血は体への負担が大きいため、内視鏡治療をします。 <食道静脈瘤/輪ゴムをかけて結紮> <治療後2週間/静脈瘤は消失> |
胆膵 | ||
胆膵 | 検査治療 | 内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP) |
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日数 | 5日間 | |
概要 | 採石・胆管がつまり胆汁が出せなくなった場合、チューブを入れ胆汁を排出などの治療をします。内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)・EST(有無)を受けられる患者さんへ |
胆膵 | ||
胆膵 | 検査治療 | ダブルバルーン(DBE)によるERCP |
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概要 |
高度な技術を要し、限られた病院でしか行われていません。当センターは、腸管を再建した方へのダブルバルーン内視鏡を使ったE R C P を積極的に行っています。 例) 腸管再建した方の3 つの巨大結石除去 総胆管出口( 乳頭部) の切開拡張 砕石し排石施行後 |
胆膵 | ||
胆膵 | 検査 | 超音波内視鏡 超音波内視鏡下生検(EUS-FNA) |
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日数 | 3日間 | |
概要 |
先端に超音波(エコー)装置がついた内視鏡で、食道や胃等の消化管のから消化管壁や膵臓や胆嚢などの周囲臓器を観察する検査です。通常の胃カメラは消化管の表面を観察することに対し、超音波は組織の内部の観察が可能です。目的病変(特に胆道や膵臓)の近くから観察できるため、より詳細な情報を得ることができます。 <超音波内視鏡(EUS)/EUS-FNA> さらに、当センターは、経験と高度技術を要し、がん性疼痛、閉塞性黄疸などに対するEUS-FNAの応用治療も行っています。 |
肝臓 | ||
肝臓 | 検査 | 肝生検/肝硬度診断 |
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概要 |
慢性肝炎の方は、原因の精査、病状進展度診断、肝がん発がんリスク判定などのため肝生検が有用です。最近は超音波で肝臓の硬さを測定することができるようになり、肝臓の線維化の経過観察などに活用されています。 <肝硬度測定/肝生検> |
肝臓 | ||
肝臓 | 治療 | ラジオ波焼灼術 |
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日数 | 3日間 | |
概要 |
肝細胞がんは、治療後も再発しやすいがんです。そのため、繰り返しの治療が苦痛にならないよう、当センターでは最新システムを使用し、できる限り眠っている間に正確で安全な治療ができるようにしています。
CT・MRI画像と連動した超音波システム 穿刺針ナビゲーションシステム 最新の3D-GPS マーカー使用例 |
緊急 | ||
緊急 | 治療 | 消化管出血( 食道、胃、十二指腸、大腸、小腸) |
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概要 |
緊急性が高い場合は休日・夜間を問わず内視鏡検査治療を行います。出血部位を確認、出血原因を診断し、止血処置をします。 例) 吐血で来院、出血性胃潰瘍と診断し止血 噴出している出血病変 ピンポイントに焼灼止血 例) 誤飲した錠剤包装シートの除去 |
食道、胃、十二指腸内視鏡 | 4,870 |
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大腸内視鏡 | 3,131 |
内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP) | 349 |
超音波内視鏡(EUS) | 278 |
ラジオ波焼灼術 | 30 |
ダブルバルーン内視鏡(DBE) | 12 |
カプセル内視鏡(小腸、大腸) | 15 |
「広報たからづか」に消化器内視鏡センターの記事が掲載されました