令和元年（２０１９年）９月１３日に、宝塚市立病院中央検査室内の病理検査室において使用している局所排気装置が労働安全衛生法等で規定された制御風速（0.5m/s）に満たない状態のまま有機溶剤(キシレン)を取扱う業務に職員を従事させていたとして立入調査があり、同日是正勧告を受けました。

すみやかに局所排気装置の改修に向けて着手するとともに、改修が完了するまでの間については、化学物質を取り扱う作業においては、防毒マスク等を着用し、化学物質に暴露しないよう対策を講じています。

病理検査室における年２回の作業環境測定において、「第１管理区分」（適切）という診断結果が出ていたことから、早急に改修しなければならないとの認識がなかったため、改修が遅れました。

西宮労働基準監督署から是正勧告を受けたことに関しましては、重く受け止めています。早急に設備を改善し、今後はこのようなことがないよう取り組んでまいります。

2019年11月1日　宝塚市立病院