医学物理士の業務をご紹介します
医学物理士とは、放射線を用いた医療が適切に実施されるよう、物理学、工学、生物学及び医学が融合した医学物理学の専門家としての観点から貢献する医療職です。
2024年8月現在、当院の放射線治療センターには医学物理士の資格取得者が5名在籍しています。また、治療専門医学物理士資格取得者も1名在籍しており、放射線治療の安全、安心な実施ならびに品質向上に貢献しています。
具体的には、CT画像をもとに患者さんのがんの位置を特定し、放射線を照射するのに最適な角度や線量について医師と連携を取りコンピュータで検討します。そして、可能な限り副作用が発生しないような放射線治療方法を計画します。
また、放射線治療装置の線量が正しく出力されているか線量計を用いて確認することで、放射線治療装置の品質管理・保証を行います。
詳しくは、以下のページをご覧ください。
日本医学物理士会のホームページには、「医学物理士が勤務する医療機関」が掲載されています。