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【当院の救急医療の現状①】救急科について

当院は、入院・手術等を必要とする救急患者さんに対応する兵庫県指定の救急告示病院(二次救急)で、当院の救急科では救急科医師2名、研修医1~2名、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床工学技士、リハビリスタッフ、宝塚市消防本部の救急救命士などが連携して診療を行っています。

救急科の業務内容は、救急外来での初期診療、初期診療を終えた患者さんへの入院加療、急変患者さんへの対応、急変前対応を行うことなどです。

ここからは救急科の業務のうち、救急外来での初期診療についてお伝えします。
救急科では、平日の日中の救急外来での初期診療を担当しており、救急科医師1名、研修医1~2名、救急医療センター看護師2~3名が治療にあたっています。救急搬送されることが多い脳神経外科や整形外科領域の疾患を持つ患者さんについては、それぞれの診療科で直接対応することもありますが、平日の日中に救急搬送された患者さんのうち約8割(1日あたり10人程度)の方々については救急科で初期対応しています。

数々の課題もありますが、救急搬送される患者さんの治療を行うことが多い診療科間の風通しは良く、できるだけ多くの患者さんを受け入れることができるようスタッフが一丸となって業務を行っています。